個人的メモ帳

興味があるラジオの内容を保存したり、呟きだけでは足りない個人的なアレコレを書き留める(かもしれない)メモ帳。

ベストオブクラシック 2020/11/20

ベストオブクラシック 2020年11月20日
東京芸術劇場公演  N響演奏会 指揮:原田慶太楼(1)


「航海」
コリリアーノ:作曲
(管弦楽)NHK交響楽団、(指揮)原田 慶太楼


「バイオリン協奏曲」
バーバー:作曲
(管弦楽)NHK交響楽団、(バイオリン)神尾 真由子、(指揮)原田 慶太楼


「交響曲第9番 ホ短調「新世界から」」
ドボルザーク:作曲
(管弦楽)NHK交響楽団、(指揮)原田 慶太楼

東京佼成ウインドオーケストラ 第151回定期演奏会

東京佼成ウインドオーケストラの
定期演奏会に行ってきました。


長い歴史を持つ、この吹奏楽団は
この演奏会を皮切りに全国7か所で
楽団創立60周年記念ツアーを行うことになっています。



そのプログラムはこちら。
吹奏楽のための第一組曲 G.ホルスト/伊藤康英 校訂
水面に映るグラデーションの空 芳賀傑
リンカンシャーの花束 P.グレインジャー/F.フェネル 校訂
吹奏楽のための交響曲第3番 保科洋



20世紀に作曲された吹奏楽の古典と
現代の邦人作品が交互に演奏される内容です。


最初の第一組曲、実演を聴くのは初めてでしたが
1曲目のシャコンヌが、まるでオルガンのような壮麗なサウンドで
圧倒されてしまいました。
指揮者の大井剛史さんはスコアなしで振っていて
「俺はこの曲を隅々まで知り尽くしている」
と言わんばかりでしたが、まさにその面目躍如といったものでした。


水面に映るグラデーションの空
非常に美しく、そして憂いを含む音楽。
その憂いは次のリンカンシャーの花束の前半の楽曲にも
続いていくような、そんな感じでした。
というのは、ちょっと考えすぎだったでしょうか。


前半最後は、リンカンシャーの花束。
実際の演奏を見て思ったのは
「この曲、指揮者は大変だなあ」
ということでした。
特に3曲目の「ラフォード公園の密猟者」や
小節線のないことで知られる
5曲目の「メルボルン卿」は大変そうでした。
この曲を聴く場合、指揮者の表情が見える席で聴くのも面白いかも(笑)。



そして休憩を挟んで後半は
吹奏楽のための交響曲第3番。
聴いていて思ったのは
2017年に病気を患ったことがこの音楽に反映されているのかな、ということ。
1、2楽章は重苦しい雰囲気の中進んでいきますが
3楽章ではそれと闘うような、そんな感じの音楽でした(ちょっと、センチメンタルになるときもありましたが)。
また、第1楽章では保科洋の盟友、兼田敏のテイスト(オマージュ?)が
少し垣間見えたような気がします。
そして、第3楽章の最後で咆哮したフレーズ、
別の作品で聴いたことがあるような気がしたのですが・・・。


この交響曲、もっと聴いてみたい!と思ったので
他のプロバンドの演奏でも聴いてみたいですし
録音して発売されてほしいです。
それこそ、保科洋作品集や交響曲集として。



吹奏楽の演奏会は久しぶりでしたが
本当に来て良かったと思った、とても素晴らしい演奏会でした。

現代の音楽 2020/11/15

現代の音楽 2020年11月15日
シャリーノのフルート音響革命(1)


西村朗,【出演】フルート奏者…若林かをり


「ベルクソンの時計(1999)」
シャリーノ:作曲
(フルート)若林かをり
(7分32秒)


「アトンの光り輝く地平線(1989)」
シャリーノ:作曲
(フルート)若林かをり
(12分43秒)


「死の太鼓(1999)」
シャリーノ:作曲
(フルート)若林かをり
(4分40秒)

吹奏楽のひびき 2020/11/15

吹奏楽のひびき 2020年11月15日
架空のバレエ


中橋愛生


「第3組曲「バレエの情景」」
アルフレッド・リード:作曲
(吹奏楽)東京佼成ウインドオーケストラ、(指揮)アルフレッド・リード
(11分59秒)
<佼成出版社 KOCD-3012>


「バンドのためのバレエ」
ジョセフ・ホロヴィッツ:作曲
(金管バンド)CWS(グラスゴー)バンド、(指揮)ジョセフ・ホロヴィッツ
(11分22秒)
<SERENDIPITY SERCD-1900>


「「子どもの情景」から 第2曲「バレエ・シューズとチュチュ」」
キット・ターンブル:作曲
(吹奏楽)イギリス王立ノーザン音楽大学ウインドオーケストラ、(指揮)マーク・ヘロン
(3分40秒)
<polyphonic QPRM 155D>


「ディアギレフ・ダンス」
ケネス・ヘスケス:作曲
(吹奏楽)イギリス王立ノーザン音楽大学ウインドオーケストラ、(指揮)クラーク・ランデル
(15分07秒)
<CHANDOS CHAN 10409>

クラシックの迷宮 2020/11/14

クラシックの迷宮 2020年11月14日
三島由紀夫 没後50年


「黒蜥蜴の歌」
丸山明宏(美輪明宏):作詞
丸山明宏(美輪明宏):作曲
冨田勲:編曲
(歌)丸山明宏(美輪明宏)
(2分20秒)
<VAP VPCD-81101>


「映画音楽“黒蜥蜴”から抜粋」
冨田勲:作曲
オリジナル・サウンドトラック
(0分31秒)
<VAP VPCD-81101>


「歌劇“ローエングリン”から 第三幕への前奏曲」
ワーグナー:作曲
(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ヘルベルト・フォン・カラヤン
(3分18秒)
<EMI TOGE-12081>


「歌舞伎上の巻“伊豆国大嶋の場”幕切れ」
5代目鶴澤燕三(義太夫作曲)/杵屋栄左衛門(長唄囃子作曲・選曲):作曲
(作/演出/セリフ)三島由紀夫、(囃子)田中佐十次郎社中
(6分32秒)
<日本コロムビア 30CF-1835>


「浅野晃の詩“英霊に捧げる72章”によるポエムジカ“天と海”(抜粋)」
浅野晃:作詞
山本直純:作曲
(朗読)三島由紀夫、(演奏)新室内楽協会、(指揮)山本直純
(3分30秒)
<TAKT TS-1007>


「歌劇“午後の曳航”(裏切られた海)から 第14場の後半」
ヘンツェ:作曲
竜二…三原剛、登(3号)…高橋淳、首領(1号)…小森輝彦、2号…ツヴィ・エマヌエル・マリアル、4号…キム・クワンイル、5号…平野和、(管弦楽)トリノ・イタリア放送交響楽団、(指揮)ゲルト・アルブレヒト
(6分45秒)
<ORFEO C794 0921>


「映画音楽“ミシマ”から“奔馬”」
フィリップ・グラス:作曲
オリジナル・サウンドトラック
(9分09秒)
<NONESUCH 7559 79113-2>


「軍艦行進曲」
瀬戸口藤吉:作曲
(管弦楽)読売日本交響楽団、(指揮)三島由紀夫
(2分44秒)
<KING KICG3073>